ハーブの栽培を楽しんでみませんか?ハーブは本格的な道具を揃えなくても、窓際のちょっとしたスペースやベランダで始める事が出来ちゃいますよ♪
ハーブの栽培をしてみたい!でもどの種類のハーブを育てたらいいのかわからない、育て方がわからない、という人に、簡単に育てられるハーブを紹介しちゃいます。まず最初はミントです。あのガムやアメに入ってるスーっとするヤツです。ミントは非常に丈夫で環境に適応しやすく、ハーブ栽培初心者には最適です。香りの強いペパーミントとここで紹介する甘い清涼感のスペアミントが代表的。料理やお菓子に幅広く使えるほか、すっきりとした香りにはリラックス効果もあるのでドライにしてポプリや入浴剤にも出来ちゃいます。暑さや寒さに比較的強いので、日本中どこでも育てやすいハーブですまず用意するものですが、ミントの苗、赤玉土大粒、赤玉土小粒、腐葉土、苦土石灰、化成肥料、液体肥料、65cm×20cmのプランター、移植ごて、わら、ジョウロなどになります。
まずプランターの底に赤玉土小粒7割と腐葉土3割を合わせた土を敷き、苦土石灰、化成肥料各40gを混ぜ合わせて、プランターに2/3量程度を入れます。苗をさかさまにして鉢底の穴に指を入れ、まわりの土を崩さないように押し出します。ハーブのミントの根は横に広がって成長します。プランターには約20cm間隔で3株並べ、残りの土を入れて植えつけます。水をたっぷりかけ、雨風の当たらない半日陰に4〜5日おいて根づくのを待つ。台所でもOKですよ。真夏は明るい半日陰におき、土にわらなどをかぶせて乾燥を防ぎましょう。年間を通して土が乾いたら水を与えてください。必要に応じて葉を摘み取り随時収穫しましょう。花が咲くと葉や茎がかたくなるので、開花直前に収穫したものがベストです。これがハーブの栽培の中では比較的簡単とされるミントの育て方です。
せっかく栽培したハーブですから、ぜひお料理に使ってみましょう。まずは簡単なところでは「ミントティー」から。これは普通に紅茶を入れる際にティーポットに紅茶の葉とミントを入れるだけ。夏バテ対策や胃もたれ防止効果も期待できます。ミントは意外にご飯にも合うのを知ってました?「無国籍風ミントライス」です。用意するのは米2合、ピーナッツ少々、乾燥さくらえび少々、ニンニク少々、ミント 4、5本、大葉 10枚、バジル少々、しょうゆ小さじ2、塩少々、唐辛子少々。しょうゆよりも本当は魚醤(ナムプラー)がいいんですけどね。フライパンで、ピーナッツ、さくらえび、みじん切りにしたニンニクを、弱火で香りが出るまでじっくり炒め、最後に調味料を加えます。ハーブ類は全部細かく千切っておきます。最後に炊き上がったご飯にこれを全部混ぜて出来上がり。細かい分量は気にしなくても大丈夫。ざくざく混ぜちゃって下さい。これ、実際やってみるとめちゃめちゃ美味いですよ!私はあるハーブ園で教わったんですが、ビックリしました。ぜひミントを栽培して、作ってみて下さいね。